リーマンは仕事は1人では進められない。【根回し】はリーマンの必須のスキルだ!

語弊があるリーマンもいるかも知れないが、

リーマンは組織の人間だ。

昔と違って昨今は、多種多様な業種があるし、働き方もいろいろになってきたので一概にはあてはまらないリーマンもいるかも知れないが、基本、今も変わらないと思う。

最初の上司は「根回し」上手

社会人になって初めての所属長は仕事ができる人だった。頭も切れるし優しい上司で、いつもニコニコしていた。甘いもの大好きなのに、ガリガリに痩せられていたのが印象的だった。

上司には恵まれていたと思う。

その上司は、役員(いつも小説本を読んでいるだけ。日頃仕事をしている様子はない。当時100万以上もするIBMのノートパソコンをあてがってもらっていたが暇つぶしのおもちゃと化していた。)とマメにコンタクトを取っていた。

傍目からみると、雑談がほとんどだったと思うが、そう見えていて、仕事の「根回し」をしていた、部下のためにしてくれていた。なので私のいる部署は仕事がしやすかったんだと思う。

「根回し」とは?

交渉や会議などで、事をうまく運ぶために、あらかじめ手を打っておくこと。下工作。

「根回し」と聞くと何か、悪いイメージがあるかも知れない。自分も最初は「抜けがけ?」「卑怯者のやり口?」「越後屋?」みたいな感じを受けていたがそれは違った。

仕事を進めていくためには、この「根回し」が重要だ。できていないと、何も捗(はかど)らない。

役員を味方につけていないと、いざというときに「承認」がおりない。そのための「根回し」だった。

重要な案件を決める会議で、スンナリとその案件をとおすためには、やはり事前にかみくだいて役員や関係所属長に説明しておいて内諾をうけておく必要があります。

何の説明もなしに、いきなり重要な案件を会議に諮っても、理解するところから、役員連中がしないといけないとなると、彼らはわがままですし、自分勝手に忙しい立場です。時間をくれません。「よく意味がわからない、次!次の案件へ!」と平気で言われてしまいます。

ムダを防ぐ

なので何回も会議をひらかなくて済むようにするためにも、時間のムダを防ぐためにも、中間管理職の必須のスキルとして「根回し」力は必要なんです。ある意味、合理的といえば合理的なんです。

組織である以上は、ややこしい力関係とかいろいろな立場や、メンツを保つだとか、相性もありますよね。必然、社内調整が必要なことが多くなってきます。もうしょうがないことなんです。

会社のために誰がみても良い提案や行動をしたとします。だけど事前に関係所属長に確認やコンタクト(社内調整)等をしておかないと、その提案や行動はあっけなく否定されてしまうことさえあります。

仕事にミスはつきものだけど

否定されるだけならまだしも、その役員のお気に入りの部下のいる部署へ、その良い提案を進めるように平気で回されてしまうことだってありえるんです。これは出世に響いちゃいますよね。そういう世界なんです。

きちんと日頃から、根回しをしておくと良いこともあります。仕事にミスはつきものですよね。そのミスを帳消しにしてくれたり、今回はOKで次回は気をつけろで簡単に済ませることが可能にしてくれるのも、またその上司や役員なんです。

丁寧に説明を怠らずに、上司の立場を考えて、日々をぬかりなく行動していれば、こういうミスというマイナスのイザという時にも役立ってくれるんです。結局、仕事がしやすくなるんです。

だから、上司も人間です。リーマンが円滑に事を進めようとするならば、

上司が、

「聞いていないよ!そんなこと!却下!」

と言われないようにするためにも、「根回し」は必要なプロセスだということは理解して欲しいです。

認識してれば役立つスキル

このことを前の会社で理解できていたので、今の会社でもスムーズにことを運ばせることができています。

私の仕事は、全社的に影響のある情報処理システムの提案が大きな仕事です。

何年かに1回は大きなリプレース(移行)を、ソフトやパソコン、技術の老朽化、陳腐化などの理由で、提案をしないといけなくなります。予算も比較的大きくなります。

中小企業の上司(社長や専務や経理部長)だと、難しいITの業界用語を並べてもほとんど理解してくれません。事前にかみくだいてわかりやすく説明しないといけないんです。

「なぜ今このシステムが必要なのか?」

「予算はなんでこれだけ必要なのか?もっと安くなぜできないのか?」

「うちの会社にどういった付加価値をもたらすのか?」

「このシステムを委託するのにどうしてこのシステム会社じゃないといけないのか?」

こういったことを必要であれば、なんども説明しないといけないんです。

でも中小企業のいいところは、何年も問題なくシステムが稼働していて、付加価値も提供できていれば、信頼がついてあまり詳しい説明はだんだん必要なくなります。組織が小さいので上司も担当も滅多に変わらないからです。

上司に根回しをしていないと

だけど、いったん気にいられなかったら最悪です。

以前にも「ムダにLINEで連絡してくるな」という内容のところで書きましたが、

www.758n.nagoya

うちの営業本部長は、社長や専務には粘り強く説明して、一定の信用は得たり話しを通せたりできるんですが、常務兼経理部長とは、相性が悪いらしくて、いつも怒られています。

いわばお金の出し入れの権限のある経理部長に、丁寧に説明をしたりして「根回し」をしておかないと、ホントに仕事が滞るんです。

進めていた企画がやり直しになったり、営業的にどうしても必要で社長承認をもらっているのに、「社長から聞いてない、知らない!」っ経理部長に言われて、ワンテンポ(数日)仕事が遅れたりするんです。

まわりの部下たちも仕事がやりづらいし、何回も何回もその営業本部長は怒鳴られたり、怒られたりしているんですが、どうしても根本的に経理部長のいわんとすることが理解できないみたいでいつも困っています。

わたしの部署にもトバッチリが何度もくることがあります。何回かは「しょうがないなあ、またかあ」で済まします。私より社歴も長いし、一応先輩だし、人当たりはいいし、普段は場を和ませるいい仕事仲間です。

だけど、経理部長のいわんとすることもよくわかります。経理部長は銀行支店長も経験したお金の出し入れに関しては、大ベテランです。

融通がきかないところがあるなと思う時もありますが、丁寧にきちんと事前に説明しておけばわかってくれる上司です。大きな企業(銀行他)に勤務されていただけあって、仕事は慎重で固く仕事をされて納得できないとテコでも動きません。社長にも一目置かれていますし、ご機嫌をとるのもウマいです。

ついに説明した

あるとき、営業本部長に、もう「根回し」のことを理解してもらわないとダメだなと思い、経理部長に丁寧に説明することの重要性を認識してもらいました。

「根回し」という語彙も使いました。組織で働く以上必要なプロセスなんだよ。ましてや会社のお金を動かすんだから、当然のことなんだよ。はしょったりしてはダメ、ましてや経理部長不在の席に、いきなり大金を支払っておいてというメモだけでは、絶対ダメ!ということを認識してもらいました。

経理部長を軽んじてると思わせるような行動はまずいから慎むべきです。

結び(どうなった?)

その後、少しはスムーズに仕事は流れているかと思いきや、まだまだなかなかうまく行っていません。なぜだと思いますか?

長年蓄積されてきた、本部長の経理部長に対するリスペクトしていない

「いいかげんなふるまい」を

経理部長はけっこう根に持っているみたいで、なかなか信用してもらえていませんでした。このことを認識して、それでも粘って丁寧にポイントをおさえてタイミングよく説明しつづけることができるかが今後のキーです。

なので時間がかかりそうです。自業自得なんですが。

それと、多忙を理由にしたり言い訳にしたりしちゃってるからマズイよね。怒られたら、まずしっかり謝罪しないといけないんですが、クセになってしまっているんですかね?

社長に対すると同じように接すればいいだけなのに、相性ってあるんですかね?、やっぱり。

今後の健闘を祈ります。

頑張れ!本部長!

おしまい

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